秋田料理百科

守り続けてきたふるさとのごちそう。秋田の伝統食文化入門。

ライフスタイルの変化にともない、食生活も変わってきました。しかし、変わらない地域の味、伝統の味もあります。私たちが、大切にしているふるさとの味わいの一部をご紹介します。
鍋・汁
漬け物
発酵食品
その他
秋田料理百科
きりたんぽ鍋
秋田を代表する郷土料理といえば、やはり「きりたんぽ鍋」。「きりたんぽ」そのものは、炊きたてのご飯をすりこぎで荒くつぶし、香り豊かな秋田杉の串に巻きつけて炭火などでこんがり焼き上げたものでご飯...
きりたんぽ鍋
クジラ貝焼き
真夏の暑い日が続くと、どうしても冷たいものやあっさりしたものを食べたくなる。フーフーいいながら食べる鍋料理なんか勘弁してくれという気になるが、秋田県人の場合「クジラ貝焼き」だけは別。アツアツ...
クジラ貝焼き
ヤツメ貝焼き
ヤツメウナギにはほとんどの魚にある胸びれや腹びれやうろこがない。さらに、えらの代わりに片側7つの孔があり、この孔が目のように見えることから、本当の目を入れると八つ目。そこでヤツメウナギと呼ば...
ヤツメ貝焼き
きゃの汁
かつて、大晦日、正月と忙しく働き続けた女たちが、ほっと一息つけるのは正月十六日、小正月の元旦から。この日から3日間は「女正月」と呼ばれ、女たちは日頃の台所仕事から開放される。この間のおかずが...
きゃの汁
ヒロッコのカド貝焼き
2月から4月にかけて雪の下から掘り出すヒロッコは、秋田の早春の味。アサツキの一種でネギのような風味が特徴のヒロッコだが、年配の方に食べ方を聞くと、ほとんどの人は真っ先に「カド貝焼き」と答える...
ヒロッコのカド貝焼き
納豆汁
納豆汁は昔から各家々で納豆を作っていた頃からの郷土料理。
秋田県の一部では、元旦に食べる「晴れの日」の料理、また冠婚葬祭など大切な日に欠かせない行事食です。
春や秋に採った山菜やキノコの塩蔵...
納豆汁